
故に大東亜六ヵ国が真の民族魂の自主、自律を全うし、独立不覇の活動を為さんがためには、国家は大東亜民族に適した経済政策を採らなくてはならない。物資の生産、消費は必要程度に止め、国民をして驕奢華靡、浮華放縦に走らしめず、質実剛健の気風を奨励し、風俗として醇厚中正に帰せしめなくてはならない。これ、真に民を養う所以である。そのためには生活必需品は成るべく国内に於いて生産するよう仕向け、必要以上の物資交流は制止すべきである。かくして大東亜の諸民族が真に足るを知り、分に安んじその所を得る時、活力はおのずから旺盛となり、真の独立、即ち自主独立が、その結果として齎らせられるのである。











by 伊佐柳若人
支那ソビエト運動の研究、緒論…